日本でも、徐々に「コンテンツマーケティング」という言葉が関心を持つようになっています。
Googleの検索エンジンのアルゴリズムの変化によって、良いコンテンツを配信して検索エンジンから高い評価を得る必要性が高まっています。
コンテンツを製作し、それをインターネットで公開することはそう難しいことではなくなってきました。
しかし、誰もが優れたコンテンツを用意し、コンテンツ・マーケターとして記事を書き、多くのユーザーを集められるわけではありません。
効果的に、かつ効率的にコンテンツマーケティングを行うために役に立つ情報がproblogger.netの「3 New Tools That Can Help You Create Better Content, Convert More Readers and Conquer Higher Search Rankings」という長いタイトルの記事に載っていたのでご紹介します。
適切なやり方と適切なツール
経験が必要なのは言うまでもありませんが、同時に適切なツールを使うことが必要です。それは、話題のトピックを追いかけるためのツール、長らく語られているロングテールなキーワードをリスト化するツール、処理を自動化するツール……。
ここ数カ月の間に、これらの便利なツールが色々と登場しています。
今回は、上記記事で紹介されていた3つのツールをご紹介します。
日本では使いにくいものについては、代替品も紹介しています。
“IFTTT”: 処理を自動化してくれる便利サービス
「もしこれだったらあれ」という意味の「If This Then That (IFTTT)」は、指定のサービスを他のサービスを連携してくれるウェブツール。
詳しくは、ライフハッカーに載っていたのでこちらを参照して下さい。
これがどのようにWebコンテンツの作成に役立つのでしょう?
このツールは、コンテンツマーケティングに関わる作業を高速化してくれます。
例えば、Web上でひらめいたアイディアを蓄積するのにEvernoteを使っている人は多いでしょう。
Evernoteにテキストを保存するのは既に大変シンプルですが、もし1つの動作で2つ以上の処理をさせることができたら素敵だと思いませんか?
ということで、pushingsocial.comのStanford Smith氏が「Home | Why IFTTT Could Be the Best Blogging Tool Ever」という記事で紹介している方法をご紹介します。
Stanford Smith氏は、以下の様な情報の収集作業を高速化のためのIFTTTのレシピを公開しています。
- Google ReaderでスターをつけたアイテムをEvernoteに保存。
- RSS上の特定のキーワードを含むアイテムをEvernoteに保存。
- Twitterでお気に入りに登録したPostをEvernoteに保存。
- 特定のユーザーのPostをEvernoteに保存。
- あなたのTwitterタイムラインで、特定にキーワードを含むPostをEvernoteに保存。
- 「あとで見る」動画をEvernoteに保存。
- Google Readerの新着記事をEvernoteに保存。
このような機能を使って普段の情報収集作業を高速化すれば、より優れたコンテンツを生み出す作業に集中できますね!
“Ubersuggest”: 強力なキーワード検索ツール
互いに関連度の高いキーワードを列挙したリストを生成してくれるツール、それがUbersuggestです。
Google Suggestと他の複数のサービスを合わせたツールで、キーワードを入力し言語を選ぶだけで類似キーワードを生成してくれます。
検索結果のキーワードをひとつ選ぶと、そこから更に関連度の高いキーワードを表示することが出来ます。
これらの結果から、あるキーワードと強く関係する記事を執筆するアイディアを得ることができるのがこのツールの魅力です。さらに、これらのキーワードをGoogleのKeyword suggestion toolで使ってみるのも良いでしょう。
その上で、キーワードリストから、ボリュームやキーワードの購買意欲を考慮した上で、売れるキーワードをピックアップします。
売れるキーワードを把握した上でコンテンツを作ることで、コンバージョン(成約)に直結するビジネスに役に立つコンテンツを作りやすくなります。
そこで、日本で使える検索ツールサービスをご紹介しようと思ったのですが、関連語を色々な切り口で表示してくれるツールはサーバー負荷が問題になるのか503エラーになるケースが多いですね。
ということで、王道なのが
Googleのkeywordツール
あとは、
フェレット+
ってところでしょうか?
後は、こんなモノもあります。
- http://www.senryakukaigi.net/tools/
- http://enust.biz/sugyah/
- http://www.keywordwatcher.jp/
- Yahoo!急上昇ランキング
- Yahoo!検索総数ランキング
- gooウェブ検索・検索数ランキング
- はてなkeyword
“Googleトレンド”: コンバージョン率を向上させる3つの方法
2012年9月、Googleトレンドは、旧Google Insihgts for Search(インサイト フォー サーチ)と統合してを1つのツールとしてリニューアルしました。
インサイト フォーサーチ(Google Insihgts for Search)は一般的な使い方として、キーワードの検索ボリュームの推移、地域ごとの検索ボリュームの違い、関連キーワードは何か、関連キーワードで利用が急激に伸びているキーワードは何かなどを調査といったものです。
今回は、よりターゲットを絞った成約率を高めるコンテンツ作成に役立つ利用方法をご紹介します。
結論を先にお伝えすると「フィルター」を利用するものです。
<ウェブ検索フィルターの利用>
あなたは広告マーケティングのビジネス情報を提供しているコンサルタントとしましょう。
ブログのための題材を探していますが、価格について語るのは飽きてしまいました。
ということで、注目のトピックを手っ取り早く知りたいと思っています。
こんなときに、Googleトレンドの「ウェブ検索フィルター」を使ってみましょう。
Googleトレンドにアクセス
(ログインが求められる場合は、ログインしてください。)
何かキーワードを入れて検索してもいいですし、何も入れずに検索しても構いません。
今回は、あえて何もいれずに検索してみましょう。
国、検索期間、業界を指定して結果を見てみます。
このように、条件に合致した人気キーワードや検索ボリュームが増加している注目キーワードを見つけることが出来ます。
それらのキーワードをクリックしていくと同様に関連キーワードが表示されますので、注目されていてコンバージョンに影響しそうなキーワードを見つけることが出来ます。
もちろん、自分のビジネスを表すキーワードを直接検索してから関連する注目キーワードを見つけることもできます。
<ニュース検索フィルター>
ニュース検索も試してみる価値が十分あります。
検索キーワードを空欄のままにして、ジャンルだけを選択して検索すると、そのカテゴリにおける検索頻度が上昇しているキーワードをみることが出来ます。
<製品検索フィルター>
最後に紹介するのは、製品検索フィルターです。
インターネットで何かを売っている人なら誰でも使うべきツールです。
対象は物販でなくても構いませんが現在は、情報的に物販の方が使えます。
情報やサービスを売っている人には、ちょっと工夫する必要がありそうですね。
ツールを有効に使う
結局、コンテンツマーケッターとして成功するには、どのようなコンテンツが有効で、どのようななトピックが流行っており、どのようなキーワードがあなたの作るコンテンツと相性が良いのか知っておく必要があります。
ここで挙げたようなツールは、どれもこうした作業を楽にしてくれるものです。
正しい方法と有効なツールを使って、集客に役立てて下さい。
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笹木義隆
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