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低予算広告のヒント!広告にコンテンツマーケティングを取り入れた成功例

もし、あなたが従来型の売り込み広告ではなく、持続性があり効果の高い広告キャンペーンに興味が有るのであれば、この記事からヒントを得ることが出来るでしょう。

広告は見られなくなった

今の時代、単に広告を出しただけでは、なかなか期待した成果を出すことができません。

理由としては、

  • 似ている製品があふれている。
  • メディアがあふれているために従来に比べて、消費者の注目を集めにくい。
  • 消費者の財布の紐がかたい。

といったことが挙げられます。

従来のように、広告メディアの数も少なくて、企業数も少なくて、製品の種類も少なくて・・・つまり、広告や製品が少ない状況であれば、従来型の広告でも大きな効果を期待できたかもしれません。

しかし、時代は変わりました。

メディアの種類は大幅に増え、人々は多種多様なメディアを活用し、自分で情報を選ぶことが容易になったため、従来のように広告でコントロールすることは難しくなってきています。

もちろん、これはTV広告だけの話ではありません。

消費者、とくにインターネットユーザーに対して一方的な広告を流しても効果が出にくくなっています。

ネットを使っている方は実感すると思いますが、色々な広告が表示されていても、いちいち全ての広告に目を向けないですよね。

ネットユーザーは、広告に対して「見ない」という選択をする傾向が高く、必要な情報は自分で探す行動スタイルをとるようになっています。

では、広告はもう効果がないのでしょうか?

いいえ、そうではありません。

新しい時代には、新しい広告が必要になっただけです。

ということで、今回はcopybloggerの「Traditional Advertising is Truly Dead」という記事の一部をもとに、ソーシャル時代のコンテンツ広告の事例をご紹介したいと思います。

大学生がたった5万円の予算で100万本以上の舌ブラシを販売した動画広告

従来の広告ではまったく売れなかった製品を全国的な大ヒット商品に変えた動画があります。

Orabrush社が行ったYoutbue動画です。

オンライン広告の勉強になる良い事例なので、少し説明を加えます。
Orabrush社の『Orabrush』は、舌専用のブラシ、舌みがきです。

ボブ・ウァグスタッフという博士が考案した製品です。

口臭の原因の大半が舌の汚れから来ているというアメリカの医学界の発表により、オーラルケアに敏感なアメリカ人に浸透した製品です。

ただ、当初は販売が上手くいかなかったようで、テレビショッピングなどに多額の費用(300万円以上)をかけたものの全部で100個しか売れなかったようです。

そこで、

 ウァグスタッフ博士は、新しいマーケティングのアイデアを求めてMBAの学生たちを訪問した。その中のひとり、ジェフリー・ハーモンは、Orabrushをウェブ上で売り出すべきだと主張した。同博士はその考えに同意しなかったものの、その仮説を検証するため、ハーモン氏に500ドルを支払って動画を作らせた。

その後、100を超えるYouTube動画を制作したハーモン氏は、現在、同社のマーケティング・チームを率いてOrabrushを210万本も売りさばいている。Orabrushは現在、小売チェーンのWalmartで全国的に販売されている。

とのことです。
参照:産経ニュース
詳細はこちらに説明が載せられています。

で、これが売りまくったビデオの一つです。

スプーンを使った口臭チェックの仕方や口臭の大部分が舌の汚れであり、舌を磨けば口臭が和らぐという有益なコンテンツを提供しています。
その上で舌ブラシの使い方の説明やみんなにも買ってあげると喜ばれるよといった説明をしています。(間違っていたらすみません。)

単に、買え買えではなく、楽しく役に立つコンテンツを提供しています。

タイルを天井に貼るコツを動画にしただけで再生回数100万回、売上15%アップ

先ほどの動画は、お金をかけずに作ったものだとはいえ、しっかりとした脚本や編集、ユーモアもある動画でした。

ちょっとしたアイデアや才能が必要に感じられますね。

「あんな動画は作れないよ!」と自分にはやっぱり難しいものと感じたかもしれませんが、そんな心配をする必要はありません。

というのも、ユーザーはいつも面白い動画だけを探しているわけではないからです。
参考になったり、役に立つ動画も求めています。

その点で良い事例となっているのがCeilumeというタイル会社の動画です。
自社製品の使い方のデモ動画を公開したところ、100万回再生で売上も15%アップしたそうです。

その動画がこちら

これぐらいなら、なんとか似たようなものを作れそうですよね。

サブウェイの売上を倍増させたある一人の一般人の物語

サンドイッチのファーストフードチェーンの「サブウェイ」。

ご存知の方も多いでしょう。

では、同チェーンが一夜にして大ブレークするきっかけを作った人物の事をご存知でしょうか?

その人物の名は「ジャレド・フォーグル」。

大学生だった彼は、当初体重193キロというかなりの肥満でした。
機能不全を起こしつつあり、日常生活にも支障が出るほどだったそうです。

体質改善の必要性を感じた彼は、サブウェイのサンドイッチのみを食べることに生活を切り替えることにしました。
その結果、1年間で111キロもの減量に成功し、劇的に痩せたと大きな話題になりました。

噂が広まり、トーク番組にも出演するようになった彼をサブウェイは広告塔として雇い、減量の体験ストーリーを前面にだしたマーケティングキャンペーンを展開し大成功しました。

そのサブウェイでのダイエット動画をご紹介します。

ちなみに、彼のキャンペーンを継続している間は、増え続け2倍以上の82億ドルにまでなったようですが、2005年に広告塔を外れた途端に売上が10%落ちてしまいました。

もちろん、サブウェイは、彼を連れ戻しました。

成功する動画と失敗する動画

失敗した動画を紹介する前に、最後にもう一つ成功した動画をご紹介します。

間違ったプレゼントは犬小屋行き

これは、米ディスカウントチェーンのJ. C. Penney社の動画です。

動画の内容は

「大切な人(女性)に不適切なプレゼントを買ってしまった男たちが犬小屋に入れられる。夫婦間やカップル間での贈り物がいかに大切か」

を描いたものです。

アメリカでは、失敗をやらかした人は「犬小屋に入ってもらう」といったスラングがあるんだそうです。

簡単に動画の解説をすると、ある男性がクリスマスプレゼントに最新式の掃除機をプレゼントするシーンから始まります。

しかし、男性は奥さんに引きずられ、犬小屋に入るように命じられます。
実は、単なる犬小屋ではなく、地下室がありそこは監獄になっており、女性に不適切なプレゼントを贈ってしまった男性が収容されているというものです。

では、適切なプレゼントとは何だったのか?・・・そう、ダイヤモンドです。

ちなみに、J. C. Penney社の社名がでてくるのは、ほんのラスト数秒です。

この動画は、瞬く間に口コミで広がり3週間で170万再生もされたとのこと。

次に、失敗した動画をご紹介します。

押し付けがましい?ユーザーから批判を受けた動画広告

次は、失敗した動画キャンペーンをご紹介します。

赤ん坊をだっこする母親に対して、「背中が痛ければMotrinをどうぞ」と宣伝する動画です。
タイポグラフィも面白くて一見、よさそうですよね。

ところが、開始してから45日間まったく口コミを生みませんでした。

しかも、それだけでは終わりません。
ある日、ネットで批判的な話題を沸き起こると、母親達の批判が高まり広告の削除を求められるまでに至りました。

どうやらこの広告が「抱っこする母親を否定・侮辱するもの」と捉えられたようです。

とはいえ、ほとんどのユーザーは肯定的、もしくは中立という反応だったようなので、一部のユーザーがそう感じただけなのかもしれません。

(とはいえ、ツイッターで1000件ほどの怒りのツイートがあったとか。)

押し付けがましい動画や特定のユーザーの感情を逆なでするような広告はあまり良い結果を生まないようです。

読み手の感情も意識したメッセージづくりはいつでも大切です。

コンテンツ広告のポイント

さて、今回は動画広告をご紹介しました。

ポイントは何だったでしょうか?

それは、単なる商品の押し売りではなく、

  • 読み手に役に立つ内容がある
  • ユーモア、興味深い内容
  • ストーリーがある
  • 抱えている問題を解決する内容がある

といった点が含まれていました。

ユーザーがコンテンツとして動画を楽しみ、好きになり、役に立つと判断するものです。
いやいや見せられるものではなく、自分から見たいと思う「コンテンツ」でした。

コンテンツ広告は、ソーシャルの時代に大きな力を発揮します。
口コミを誘発して勝手に広がっていくのです。

長続きするキャンペーンの3つのステップ

最後に、copybloggerの記事で紹介されていた長続きするキャンペーンの3つのステップをご紹介します。

3つのステップを紹介する前にキャンペーンを成功させるための前提条件を確認しましょう。

今までは、

お金×メディア=ビジネス

でした。

しかし、今は

時間×メディア=ビジネス

です。

つまり、単にお金でメディアを買う時代ではなくコンテンツにより時間をかけてメディアを作りだすのが今のキャンペーンの成功ポイントです。

お金じゃ買えない。
言い換えると、アイデアや工夫次第で成功するキャンペーンを生み出すことも出来るということです。

では、3つのステップを最後にご紹介します。

  1. 役に立つ、教育的で楽しいコンテンツによって自社のビジネスに必要な規模の見込み客を築く。(ビジネスに必要な少数精鋭の見込み客)
  2. 彼らのフラストレーション、恐れ、問題、願望を注意深く聞く。
  3. それらに役立つ製品やサービスを作ったり採用したりする。

このステップを成功させるために必要な最初のステップは、コンテンツマーケティングやコンテンツ広告により効果的に達成させることが出来ます。

コンテンツ広告は、自社にとって有益なお客さん、見込み客を獲得することができます。

長期的に成功するプロモーションキャンペーンを企画する場合は、売り込み広告だけでなく、ユーザーに好まれるコンテンツ広告にもチャレンジしてみてください。

参照:internetwatchwired

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笹木義隆

中小企業診断士 ウェブ・マーケティングコンサルタント 株式会社ジョイント・エレメンツ・コンサルティング 代表取締役 個人、中小企業へのWEBビジネスの企画・運営代行、コンサルティングサポートだけでなく、SEOコンサルタントやWEBマーケター向けに売れるホームページの作り方を教える「高反応HPコンサルタント講座」を運営している。 コンサルタントのコンサルタントとして専門家のプロモーションなどで活躍中。
photo by: Thomas Leuthard